「あなたの悩みを専門医にきく」2017.2.1
日本リウマチ友の会雑誌「流」328号の「あなたの悩みを専門医にきく」コーナーに塚原聡医師が寄稿しています。

「胃ガンを患い、さらにリウマチの炎症が上がっていて生物学的製剤を使うべきかどうか悩んでいる」「主治医に相談してもはっきり答えてくれない」「頚髄症で歩行が困難になってきているが、心臓疾患もあり手術はできないと言われた。」など、リアリティのあるお話ご相談に対応させていただきました。

治療目標の設定と手術的治療のメリット、合併症リスクの考え方についてのお話、介護保険を通してアマネージャーと信頼関係の構築、お迎えにきていただく通所リハビリテーションなどのご紹介をしました。

当院では関節の炎症や痛みの改善だけでなく患者様本人と向き合い、日常生活に復帰できるような支援に真摯に取り組んで参ります。

 ラジオ放送のお知らせ2016.3.27
タイトル「ひざの痛みに関するお話-変形性膝関節症治療のトレンド-
」
2016年4月11日(月)から15日(金)11:50〜12:00


1日10分真剣に自分の健康を考える……。国内では今や1200万人以上とも言われる「変形性膝関節症」について、アナウンサーとの質問形式で、塚原聡医師が日常の外来や手術治療のお話をさせていただきます。


番組:健康知りたい話

放送:ラジオ日本 AM1422 
www.jorf.co.jp/?program=kenko

日時:月~金曜日 11:50〜12:00


インターネットラジオからはこちらから
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 日本リウマチ友の会機関紙「流」317号 電話医療相談<あなたの悩みを専門医に聞く>2015.12.5
317号が発刊されました。複雑な悩みを抱えているかたは全国にも多くいらっしゃいます。ひとりで悩まず、一緒に病気に立ち向かいましょう。一部抜粋し紹介します。

タイトル)肺結核等の既往症があるが、生物学的製剤は使えますか
相談者 72歳 女性
回答 湘南第一病院 整形外科
   塚原 聡

− 平成10年に発病してリウマトレックスを服用していましたが、だんだん効かなくなって去年からアザルフィジンに変えてちょうど1年になります。去年の7月はCRPが0.28になっていたのですが、1年後の今年7月は1.28になって、血沈値が35mm/1hです。5月に検査した時は血沈が31mm/1hで、MMP-3は147でした。これは薬が効かなくなってきたということでしょうか。これまで肺結核と子宮体がんの罹患がありますが、それでも生物学的製剤を使うことができるのかどうかも不安です。
Dr. 今、痛みや関節の腫れはいかがですか。
− あります。
Dr. それは、昨年に比べて増えていますか。
− 同じところが進んでいる感じで痛いです。自転車に乗ると、左手でブレーキをかけるときにすごく手首が痛いです。少しゆるく調節してもらったのですが、それでも両手首が痛みます。それと足です。膝も悪いですけれども、手術というのは何もやっていません。
Dr. 腫れ具合や画像検査の結果はどのように説明を受けていらっしゃいますか。
− 今は膠原病の内科の先生に診てもらっています。最初は整形外科でリウマチ専門の先生に診てもらっていましたが、その先生が転勤なさった後も7年間ほどお世話になっていました。生物学的製剤を使うことになった時、先生が「私のところではできない」とおっしゃったので、紹介していただいて今の病院に変わりました。そこでオレンシアを準備してくださっていたのですが、その時に左首のリンパに腫瘍ができ、リウマトレックスを中止して検査したところ、リンパ増殖性疾患と言われました。このリンパ増殖性疾患というのは、リンパ腫瘍の手前なのでしょうか。どういうふうに考えれば良いのでしょうか。
Dr. もう少し詳しくお聞きになったほうがいい、という感じがします。今はそれに対する治療は受けていらっしゃらないのですか。
− はい、受けていません。
Dr. それでは、今はリンパ増殖性疾患の治療を必要とする状況ではなさそうですね。
痛みは増えてきているということですが、レントゲンの結果や他の検査結果で、去年と比べて悪くなっていると言われていますか。たとえば関節が壊れてきているとか。
− あまり説明をしてもらえていません。
Dr. そうですか。特に指摘はないわけですね。画像上では悪くなってきているところはないようですね。
− 去年撮ってもらったとき、左側が股関節症と言われました。右もちょっと違和感がありますが、生活するのに直接支障はきたしていません。今年に入ってから左手首の中心のところがへこんだ感じなのですが、へこんだり腫れたりするのはリウマチの症状なのでしょうか。
Dr. そうですね。滑膜がだんだん増えてくると、すごく腫れたように見えます。滑膜が増殖して炎症が持続しているために、関節が少しずつ壊れて亜脱臼的になっていきます。それで少し手首がへこんで見えることもあると思います。
− 今まであまり見てなくて、今年になってからそういうところに気づき始めました。
Dr. お話をうかがっていると、少しずつ進行しているような印象がありますけれど、ご自分では普通に生活を送ろうと努力をなさっているような感じも見受けられますね。今まで副作用などがあって、(新しいお薬の使用に関しても)怖い感じはするかもしれませんが、例えば今後、隣のスーパーに買い物に行けなくなったり、あるいは階段の上り下りが大変になったりしたら、リスクを理解したうえで生物学的製剤を使うのは一つの選択肢だと思います。
− やっぱりそうですか。
Dr. ただ、結核も罹患されたことがありますし、子宮体がんを治療なさったこともあるんですね。
− 子宮体がんはただ外科的に取っただけで、ホルモン治療もしないで、もう23年くらい経ちます。
Dr. いろいろ病気をされて、苦労なさったんですね。そうすると、あなたの病歴をしっかり受け止めてくれる主治医の先生と、生物学的製剤を使った時のリスクをしっかりサポートしてくださる医療機関と共に、ご自身が今後どうなりたいか、例えば「痛みなく自転車に乗りたい」などという目標がちゃんと共有できれば、生物学的製剤を使ってもいいのかなという感じがします。ただ、リウマトレックスからアザルフィジンに変更されて1年、少し炎症が上がってきたということなので、リウマチがどんどん悪くなってきているという感じではなく、ちょっと悪くなってきているという感じですね。
− はい、私自身もそう思います。何も動かさなければ足も手も痛くはないんです。指先も動きますので、食器を洗うとかそういうのはできるのですが、とにかくよじらせるのがすごく痛い。タオルを絞るのが痛いとか、そういうのが一番苦痛なんです。それ以外は、普通に階段の上り下りや頑張って歩いたりはしているのですが。
Dr. そうすると、副作用リスクを考えてまで生物学的製剤を使わなければいけないかというと、判断に迷いますね。
− 昨年の夏、咳と痰がすごく出たんです。そのことを先生に申しあげて、胸部のCTを撮影して調べていただいたら、非結核性抗酸菌症と言われまして、一回結核になると、こういうのになるんでしょうか。
Dr. そうですね。そういう方はいらっしゃいます。
− そうですか。風邪をひいてなくても一日に最低4〜5回は咳と痰が出ます。それで去年はあまりにひどかったので、パルミコート200のドライパウダーの吸入を2本使いました。でも完治せず、通常の時でも痰が出ていましたから、これでいいかなという感じで、今のところは先生も「ひどくなったらまた」ということで、今年に入ってからは何も使用しておりません。先生に「気管支ぜんそくですか」と聞いたら、はっきりとはおっしゃらなかったのですが、慢性閉塞性肺疾患とも言われました。これは非結核性抗酸菌症と、どういうつながりがあるのでしょうか。
Dr. それぞれ別にあるんだと思います。
− 慢性閉塞性肺疾患というのは咳と痰ですか。
Dr. その通りです。
− それを調べると、抗酸菌があるということなんでしょうか。
Dr. 別々にあるということですね。慢性閉塞性肺疾患があって、非結核性抗酸菌症もあるということです。
− そうなんですか。友の会のお友だちともいろいろ話しているのですが、聞いていると生物学的製剤を使っている方が多いんですよね。ですが、私自身は、またこれ以上に他の病気で苦しむのかなと思ったら、先生に「生物学的製剤をお願いできませんか」とは言いにくいです。
Dr. おっしゃることはすごくよく分かります。主治医の先生も同じお気持ちなんじゃないかなと思います。
− 先生も考えてくださっているのが分かるので、それ以上言えないんです。
Dr. 現在の服用薬の内容を見ても、主治医の先生の(副作用を出さないように工夫する)お気持ちを感じます。ですので、あなたご自身が「他の病気は怖くない、覚悟のうえで生物学的製剤をやる」と決めれば、主治医の先生も一緒になってやってくださる感じがしますけれども、私個人的には、そこまでリスクを負うような生活状況ではないと感じます。
− 私も自分でそう感じています。
Dr. そうすると、生物学的製剤ではない他の選択肢で、もしかしたら効果が限定的かもしれませんけれども、アザルフィジン以外の飲み薬で候補はないかということを主治医の先生とご相談なさっても良いのではないでしょうか。
− 去年と比べると、数値もだいぶ違ってきているし、効いてないなと思われてると思うんですね。そこまで聞いてないんですけど。
Dr. もしかしたら肺のほうの炎症があるのかもしれないと思っているのかもしれませんね。
− そうですね。自分でもなんとなく肺や心臓の調子が悪いような気がします。今年になってから血圧や脈拍の測定値もおかしいですし。
Dr. そうですか、でしたらやはり主治医の先生と内服薬について、現状で自分は満足しているけれども、今のままで良いか、あるいは多少覚悟があるので少し変えてもらってもいいとお話しされても良いかもしれませんね。
− そうですか。分かりました。
Dr. 主治医の先生としっかりご相談なさって良い治療を進めていただきたいと思います。
− はい、そうします。ありがとうございました。


タイトル)足首と膝に痛み。人工関節を入れる時期は?
相談者 70歳 女性
回答 湘南第一病院 塚原聡

― 左の足首と右の膝に痛みがあります。足底板も作りましたが調子があまり良くありません。主治医の先生が人工関節の手術をすると痛みもなくなるとおっしゃったので、人工関節を入れる時期についてもお聞きしたいです。
Dr. 今の炎症の数値や痛みの状況などを考えると、リウマチの病勢をコントロールするお薬は適切に処方されていると感じます。ただ、痛みは少し残ってらっしゃるということですね。
― 足は、ベッドから立ち上がって廊下を歩く時とかに痛みます。それと椅子にかける時とかにも、なかなか痛みがなくなるということはないです。
Dr. 今、お散歩やお買い物はどのようになさっていますか。
― 買い物は車を運転してスーパーとかに行くんですが、駐車場でもなるべくスーパーの入り口近くに車を置きまして、それからちょっと杖をつきながら行きます。そしてカートを押すと歩きにくくないので押して行きます。重い物とかは主人と一緒に行って買い物をしますが、そういうふうにして日常の簡単な食料品ぐらいでしたら買い物に行っております。
Dr. 運動やお散歩はいかがですか。
― 今年の5月にCRPが9.4あって、先生から入院されたほうがいいですよと言われたので入院しました。入院して1週間ぐらいしてからまたCRPを測りましたら、8.いくらかに下がっていました。5月の末からアクテムラという注射をしていて、それをしたらCRPも血沈も下がったのですが、まだまだ痛みがあって、思うようには効いてないのかなと思うんです。
Dr. リハビリテーションには行ってらっしゃいますか。
― はい。入院した時に先生にお願いしました。週2回、温泉のプールのある病院でプールに入って30分リハビリをしています。そして徒手と電気治療をしていただいてるんです。少しずつ良くなっているかなとは思うんですが。
Dr. そうですか。今は何か鎮痛剤を飲んでいらっしゃいますか。
― 今は飲んでいないです。
Dr. それは(飲まなくても)頑張れるからいらないということで飲んでらっしゃらないのですか。
― それもありますが、私は副作用が出やすい体質で口内炎とかがよくできるんです。それで鎮痛剤は何かあった時のために持ってはいますが、飲んでいません。
Dr. 私は整形外科医として人工関節の手術もしています。患者さんにどういったお話をするかと言いますと、今の状態に満足をしていない方に対して、あなたは手術をしてどういうことをしたいですかとお聞きしています。例えば「友達と一緒に旅行に行った時に、歩くのが遅くなってしまうから皆に先に行ってもらう」とか、「もう歩けそうにないのでバスで待っている」というようなことがあるのであれば、手術をして一緒に歩けるようになるという目標を持つといいですよというお話をしています。あるいは「お買い物がおっくうになってだんだん行けなくなってきたが、近くに助けてくれる人もいないので、少なくとも隣のスーパーまで行けるようになりたい」とか、具体的に今後どのようにしていきたいかという目標を決めましょうというお話をしています。もしその目標に現状の治療だけでは達することができないのであれば、リスクはありますけども、人工関節の手術をしましょうというお話をしています。
― そうですか。私の場合は左の足首はもう発症した当時からずっと悪いんですよね。それでまだ腫れもありますし、だんだん左の足のほうが短くなって、そのせいか右の膝が曲がってきたんです。右の膝は悪くなって約1年ぐらいなのですが、炎症反応などもかなり高かったから進行が速かったのかなと思っています。
Dr. 左に足底板を入れるとどの辺が調子悪くなりますか。
― 左の足首が悪くなります。だからそれも合わないのかしらと思っているのですが。
Dr. 脚を伸ばすということはなかなか難しくて、今の状態ですと(現在使用している)足底板で補助していくことが現実的だと思われますが、それで足首の調子が良くない、痛いということになってくると足首の手術を考えることになります。足首の手術は、痛みがないように固定をするような手術が適応になることが多いと思います。あとは足の骨の状況にもよりますけれど、場合によっては足首の人工関節の適応になることもあります。ただそれで足の長さが右と左が均等になるかというと、おそらくならないと思うので、右の膝の調子が悪いのであればやはり右の膝の手術的な治療をどうするかということを考えます。今の状況ですと足首の手術をどうするか、足底板をもう一度見直すか、右の膝の手術をどうするかというふうに、やはり1つでは解決できなくて、いくつかのステップを踏んで、いくつかの手術を受けていくというふうな治療の考え方になると思います。そうすると、今の生活の状態で長期間入院できるのかなど、いろいろなご都合やご予定なども考える必要があります。例えば冬に入院するというのでも、来年まで待つというのでもいいですし、あるいは今はアクテムラが効いてきているのでもう少し様子を見るというのでもいいと思います。
― それでしたら足首の足底板をもう一度みていただいて、もう少し補助的なものを入れていただくということを考えてみてもいいんですね。
Dr. それもいいかもしれませんね。足底板はどこで作っていただいたんですか。
― 今通っている病院に週1度、自助具を作る方がみえるんです。そこで作っていただきました。 
Dr. そうですか。そこで相談をして納得もしながら治療を受けられているわけですよね。それでしたら、あとはご自身が今の状況で満足しているかどうか、あるいはもうちょっとこうなりたいとか、そういうイメージがあるかというところで(決めていくのがいいで)しょうね。
― そうですね。わかりました。
Dr. 具体的にはどうでしょうか。現状で良さそうですか。
― この前アクテムラに替えた時に、先生がアクテムラは血沈やCRPはすぐに下がるけれど、痛みといういうのは3か月くらいしないと、とおっしゃったんですよね。それでもう少し様子をみてもいいのかなと思ったのですが。
Dr. そうですね。私もそう思いますね。もしそれでもあまり変わらなければ、先ほど申し上げたように足首、足底板、そして右膝というふうに3つの治療を順序立ててやっていくといいと思います。たぶん1つではおさまらないので相当準備が必要だと思います。ですから、やはりご自身がやったほうがいいなと強く思ってからのほうがいいと思います。
― そうですか。それでは考えてみます。ありがとうございました。

 日本リウマチ友の会 電話医療相談2015.9.3
8月29日土曜日に日本リウマチ友の会本部(千代田区神田)で塚原聡医師がリウマチ科専門医として電話医療相談を行いました。
「肺結核の既往があり、既存のリウマチ薬で治療しているが、まだ関節が腫れて痛い。主治医からはリスクがあるので生物学的製剤の前にタクロリムスを追加して治療したほうが良いと言われているがどうしたら良いか。生物学的製剤はできないのか。」など、困っている会員6名のご相談に対応させていただきました。

当院では関節の炎症や痛みだけでなく患者様本人と向き合い、真摯に取り組んで参ります。

 第1回日本SURF臨床医学研究会2015.6.27
6月27日横浜市で行われた第1回日本SURF臨床医学研究会で塚原聡医師が「ユーザー満足度から考える RA治療戦略とその戦術 -サーフ文化の湘南から全国へ-」というタイトルで講演しました。
http://www.joa.or.jp/jp/public/training/index.html

「医師と患者が合意して治療目標を設定」することがカギになること、そのためにはお互いに「意図を持って質問すること」、「安全なサーフィンのために」についてお話ししました。

横浜市大整形外科の斎藤知行教授、勝浦整形外科クリニックの稲田邦匡副院長、東海大学大磯病院整形外科の三谷玄弥講師が発表され、今後国内でも先駆けたサーフィン、ウインドサーフィン、SUP、カイトサーフィンに特化した外傷、慢性疾患についてより医科学的なアプローチをする研究会に発展しそうです。

 藤沢リウマチネットワーク市民公開講座2015.6.4
7月4日土曜日藤沢市 湘南台市民センター市民文化センターにおいて東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター准教授の猪狩勝則先生が「関節リウマチの最新治療戦略と手術のタイミング」と題して講演されます。
生物学的製剤使用中の注意すべき点、今後の寛解を見越した手術方法など、変遷してきた手術方法について御講演いただきます。

 転倒予防の秘訣2015.5.16
日本リウマチ友の会神奈川支部会報115号に塚原聡医師の「健康寿命を10 年延ばすために -骨粗鬆症予防と骨折治療の最新情報-」が掲載されました。

内容を<診療案内>整形外科に「転倒予防の秘訣」と「骨折しているかもしれない!-頻度の多い3つの骨折について-」を追加しました。ぜひご覧ください。
http://www.tsukaharaseikei.com/seikeigeka.htm

掲載許可を得ています。

 安全にサーフィンするための秘訣10か条2015.5.2
公益財団法人藤沢市みらい創造財団の無料機関情報紙「Fujisama MIRAI.net」のドクターズボイスに塚原聡医師の「安全にサーフィンするための秘訣10か条」が掲載されました。
http://f-mirai.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/04/MIRAInet01.pdf

これから気温も水温も少しずつ上がり、外に出たくなるいい季節になりますね。サーフィンを始めたばかりの方はぜひご覧ください!

掲載許可を得ています。

 リウマチに関する国の政策は?2015.1.24
厚生労働省の「関節リウマチや、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、食物アレルギー等のアレルギー系疾患」に関する対策を紹介します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ryumachi/index.html

 変形性ひざ関節症の手術治療について2015.1.10
横須賀市立市民病院(関節外科・人工関節センター長竹内良平医師)と湘南第一病院(塚原聡医師)の共同研究「変形性膝関節症に対する新しい脛骨高位骨切り術;ハイブリット型の手術手技とリハビリ Arthrosc Tech. Aug 2014; 3(4): e431–e437.」が国際関節鏡膝スポーツ学会学会誌 The Journal of Arthroscopic and Related Surgeryに掲載されました。
従来のclosed wedge high tibial osteotomyに比べ、1)骨切除量が小さく、2)生理的な骨構造が再現でき、3)癒合したときの骨の段差がなく、4)斜めに骨切りすることで上下の皮質骨がしっかり合い、5)早期荷重に耐えられるためリハビリが早いことが特長です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25264504

手術に関する説明についてこちらもご参照ください。
http://hiza-itami.jp/hto/

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